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源氏物語と王朝の美

2024年3月20日(水)~5月19日(日) 2階・3階鑑賞室

『源氏物語』は、貴族を中心とする社会が全盛期を迎えていた平安時代中期、貴族の出身であった才女、紫式部によって著されました。この物語は、紫式部が宮仕えの日常で見聞きした貴族社会を舞台とし、主人公光源氏の栄光と没落、光源氏の栄華復活とその死後、子と孫にいたるまでの世界を描く長編物語です。当時の貴族を中心に読み継がれ、時の天皇にも読まれるほど好評を博しました。源氏物語が著されてから約150年後、栄華繁栄を誇った貴族は武士階級の台頭により次第に没落し、平安時代が終わりを迎えました。しかし、このころから物語を絵によって表現した絵巻物など、物語を主題とした創作が盛んとなり、公家や武家の教養としてますます普及し、日本文化を代表する物語として定着しました。本展覧会では、源氏物語を中心に、物語にまつわる作品や、当時の貴族文化を伝える作品を展示し、その雅やかな世界をご紹介します。

展覧会情報

会期・会場 2024年3月20日(木)~5月19日(日)/2階・3階 鑑賞室
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日、火曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
入館料 一般 800(600)円、大学生以下無料 ( )内は20名以上の団体料金
主催 公益財団法人秋水美術館
共催 北日本放送 北日本新聞社
後援 NHK富山放送局 富山テレビ放送 チューリップテレビ
その他 協力 一般財団法人民族衣裳文化普及協会