展覧会・イベント

徳川家・大名家の宝刀

2023年5月27日(土)~9月3日(日) 2階・3階 鑑賞室

室町時代末期の戦乱を収め、その後約260年にわたる太平の世を築いた徳川家康。群雄ひしめく時代にあって天下をよく治めた英雄のもとには、日本各地から宝刀が集まりました。

家康の時代、日本刀は武器としてはもちろんのこと、贈答の品として重視されていました。江戸時代を通して徳川家と諸大名は日本刀を用いた親善や外交をさかんに行っています。大名の家督相続と隠居挨拶の際には、将軍家に対し御礼として刀剣が献上されることが多く、将軍から大名へも参勤交代に際し暇乞い(いとまごい)の御礼、褒賞、大名屋敷への御成(おな)りによる下賜(かし)品として、数多くの刀剣が用いられています。それらの多くは現在に至るまで所有者を変えながら大切に受け継がれてきました。

この度、秋水美術館では収蔵作品の中から徳川家と大名家に伝来した刀剣を中心に、刀装具や甲冑などを含めて展示いたします。武士が愛した宝刀にまつわるエピソードに思いを馳せて、優品の数々をご鑑賞ください。

展覧会情報

会期・会場 2023年5月27日(土)~9月3日(日)/2階・3階 鑑賞室
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日、火曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
入館料 一般 800(600)円、大学生以下無料 ( )内は20名以上の団体料金
主催 公益財団法人秋水美術館