展覧会・イベント

所蔵名品刀展 秋水の美Ⅳ

2017年4月18日(火) ~ 7月9日(木) 2階鑑賞室

「秋水」とは、曇りなく研ぎ澄まされた日本刀を表す言葉です。日本刀は平安時代中期以降に武器として生まれましたが、その中に秘められた精神性と美術性から、現在まで日本を代表する芸術品として伝来してきました。

 開館の初年度は、所蔵名品刀展「秋水の美」として、当館が所蔵する日本刀の名品を中心に一年間を通じて4回にわたり展示しています。

 掉尾を飾る第四期では、剣豪宮本武蔵が所用したと伝わる「武蔵了戒」(特別重要刀剣)をはじめとし、古青江次忠(重要文化財指定)などの名刀を展示します。加えて、昨年の第Ⅰ期で展示した重要文化財指定の虎徹(虎入道銘)を再出品いたします。日本刀の持つ奥深い魅力について紹介します。

刀画像
上:武蔵了戒(特別重要刀剣)
左:重要文化財 太刀 銘 次忠
中:家紋唐草透鐔 銘 越中国住 成就作之
右:黒雲文塗丸十紋切金散鞘打刀拵

展覧会情報

会期・会場 2017年4月18日(火) ~ 7月9日(木) / 2階鑑賞室
入館料 一般1,000(800)円、高校生500円、中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体料金
(4月21日(金)からは同時開催の「所蔵コレクション 岡田繁憲展」もご覧いただけます。)