展覧会・イベント

安達博文の世界展 -僕の中のぼく-

2018年3月1日(木) ~ 5月27日(日) 3階鑑賞室

 秋水美術館では、開館二周年を記念し、当館収蔵作家の安達博文を取り上げ「安達博文の世界―僕の中のぼく―」展を開催します。

 安達博文は1952年富山県朝日町に生まれ、東京芸術大学院を修了後、文化庁派遣芸術家在外研修員となり、イタリア・フィレンツエに留学。97年には第40回安井賞展で栄えある特別賞を受賞。以来、全国を舞台に活躍している作家です。

 日々自分と向き合い、日々の生活の中で繰り広げられる様々な心のこだわりを、あえて洒脱な軽妙さで、さらりと描く独特の世界は、テンペラ画の技法を用いることで、より登場する人物像を鮮やかに映し出し、多くの人々を魅了してきました。

 今回、長く教鞭を執った富山大学芸術文化学部の退任の節目にあわせ、初期から近年までの代表作品を厳選し、安達博文の魅力とその軌跡を辿ります。

安達博文 略歴
1952年 富山県朝日町に生まれる
1979年 東京藝術大学大学院修了
1991年 文化庁派遣芸術家在外研修員  (イタリア・フィレンツェ/‘92まで)
1997年 第40回 安井賞展特別賞受賞
1999年 安達博文の世界展-僕の中のぼく-  池田20世紀美術館
2005年 安達博文展 現代の写楽か-安達の眼-  駒ケ根高原美術館
2017年 3月 富山大学芸術文化学部 退任
現在 国画会会員

画像
上段左:オラ 100号F 1977年 東京藝術大学卒業制作 /
上段中:男と女 130号F 1979年 東京藝術大学大学院修了制作 /
上段右:WANGUN-虹の雨 150号P 2011年 個の地平展 /
中段左:男と女と犬 190cm×250cm 1992年 /
中段右:時の符-XXⅠ 200号変形 2017年 第91回国展 /
下段:日記2016-Ⅱ 80号F 2016年

展覧会情報

会期・会場 2018年3月1日(木) ~ 5月27日(日) / 3階鑑賞室
開館時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
入館料 一般1,000(800)円、高校生500円、中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体料金
(同時開催中の「日本刀〈地鉄の秘密〉〈刃文の不思議〉」もご覧いただけます。)
共催 北日本新聞社
その他 安達博文氏ギャラリートーク開催
4月7日(土) 14:00〜、5月12日(土) 11:00〜 (いずれも要鑑賞券)